鍵の防犯
住まいの防犯について考えたことがあるでしょうか。
現代では当たり前のことかもしれませんが、ほとんどの人が出かけるときは家の鍵をかけて出かけるでしょう。
では家の鍵はどんな鍵をお使いでしょうか。賃貸にお住まいで、引っ越してきてそのままの鍵をお使いですか？また、溝が少ないありふれた形の鍵ではありませんか？もし、そうだとするなら防犯性は非常に低く、いつピッキングの被害にあってもおかしくはないと言えるでしょう。
こういった防犯性の低いごく一般的な鍵は、空き巣の常とう手段であるピッキングや、鍵を壊して開ける行為に対して脆弱な設計となっています。近頃の不正解錠の技術なら1分も持たずして鍵を開けられてしまっても不思議ではないでしょう。
十数年前にピッキングという言葉や技術が社会に認知され、防犯性の高い鍵に交換された方も多いとは思いますが、防犯対策をせずにそのままの鍵を使い続けている人は未だ全国で約数十万人いると聞きます。
確かに、鍵交換するきっかけはなかなか訪れないかもしれません。実際に被害に遭うか、または鍵が壊れてしまった時、修理するならこの際最新のものに交換してしまおう、というようなケースぐらいではないでしょうか。