鍵の種類
鍵の種類にはその用途にも沿って様々な形状のものがあります。
普段よく目にする一般的な、溝やギザギザのある鍵、カード型の鍵、タッチディスプレイ式の鍵などです。
家の玄関や扉によく用いられる鍵は、新しいタイプのものと古いタイプのものに分類することができます。
古いタイプの鍵は平らで先が平たんな形状をしているのに対して、新しいタイプの鍵はブレード部分に溝があり、錠前と溝の形状が合わないと差し込めない構造になっています。
また、防犯性や強度が高められた鍵の代表的な形状として、ブレードの両端に歯があるものや、ブレードの4方向に歯があるものがあります。これらは通常の鍵に比べて構造が複雑になっており、ピッキングも困難です。
自動車の鍵は、家の鍵とは違ってドアやエンジンの点火に使用されます。最近ではインテリジェンスキーや、イモビライザーキーなどといった使いやすさや防犯性が高いものが主流となっています。特にイモビライザーキーは、鍵の中に埋め込まれた特殊な回路と、車両側に埋め込まれた回路のIDコードが一致しないとエンジンを始動させることができないようになっており、非常に防犯性に優れた機能をもっています。
カードキーは名前の通りカード型の鍵であり、カードに書き込まれたデジタル署名を錠前が読み取って開錠することができます。